実があってこその殻
またまたLIVEいってきました。
今度はJCBホールにて新居昭乃です。
先日記事にし(そして煽りコメをもらっ)た『トキニ雨』の翌日でしたが、
こうした全く方向性の異なる音楽を続けざまにナマで観るというのは、
色々と考えさせられることが多く、非常にいいことのように感じます。
そんな私がなぜ新居昭乃、と言われれば、
正直あんまり新居昭乃の音楽に没頭した経験はなく、なんとなくカンで・・・
という情けない有様ではありますが、
「ニュー・ウェーブ周辺」というある種神秘的な膜に包まれたものの
実態を確かめに向かったというのが一番の動機のような気がしないでもない。
ともあれ、LIVEは、いやーーーーよかったっす。
VJや小道具を多用し、新居昭乃的な世界観、
メルヘンでファンタジックだけどちょっとダーク、みたいな部分を
非常にうまく演出していたのも心に残りましたが、
ソレより何より、演奏がうまいですよ皆さん。
気が利いているっていうのはこういうのをいうのだなあ、と感心しきり。
リズム隊がとくに素晴らしかった。
そして言わずもがな、新居昭乃の存在感もさすが。
今にも消えそうだけどややハスキーというあの声もイメージ通りで、
最初から最後まで存分に魅せてくれました。
やはり80年代に出てきて、
未だにシンガーソングライターでやっている人というのは、
きちんとした技術があるものなんですね。
ダテに長年メシ食ってないわ!っていう強い自負が自然なものとなった、
本物のプロ・ミュージシャンを見た思いがしました。
まあそんな素晴らしい演奏に下支えされているLIVE、
当然身体は動くわけですが、
それとはまた別に、
自分の意識化で、耳から聴こえる音を純化させるというか、
完全にインナー・スペースにもっていくような動きも感じる。
思えば新居昭乃やZABADAKの曲を聴いていると、
たとえその場所が満員電車や雑踏の中であっても、
自分の部屋の中にいるような錯覚を覚えたものでした。
外と内を隔てる緩やかな膜のような感じでしょうか。
外面的には非常にノリながら、
内面は実に落ち着いて自室に居るような親密な気持ちになるという、
なんとも不思議な感覚を覚えました。
そうそう、新居昭乃のキャラクターも音楽に劣らず不思議で、
この人音楽やってなかったらどうなったんだろう・・・
と思えるくらいぶっ飛んでました。
やっぱり才人ってのは多かれ少なかれ、
感覚で生きている部分がないとダメってことなんでしょうね。
ちなみに客層は3:7で女性が多く、
オタク比率はほぼ100%だったと思います。
当然私は、前日よりはなんだか親密な気分でLIVEに臨めましたとさ。
新居昭乃/鉱石ラジオ
こういうノリノリの曲でも印象が決して崩れないんですよね。
音色の選び方がうまいのだと思います。
てかタイトルがいいっすよね。なんだかジュヴナイルを思わせます。
今度はJCBホールにて新居昭乃です。
先日記事にし(そして煽りコメをもらっ)た『トキニ雨』の翌日でしたが、
こうした全く方向性の異なる音楽を続けざまにナマで観るというのは、
色々と考えさせられることが多く、非常にいいことのように感じます。
そんな私がなぜ新居昭乃、と言われれば、
正直あんまり新居昭乃の音楽に没頭した経験はなく、なんとなくカンで・・・
という情けない有様ではありますが、
「ニュー・ウェーブ周辺」というある種神秘的な膜に包まれたものの
実態を確かめに向かったというのが一番の動機のような気がしないでもない。
ともあれ、LIVEは、いやーーーーよかったっす。
VJや小道具を多用し、新居昭乃的な世界観、
メルヘンでファンタジックだけどちょっとダーク、みたいな部分を
非常にうまく演出していたのも心に残りましたが、
ソレより何より、演奏がうまいですよ皆さん。
気が利いているっていうのはこういうのをいうのだなあ、と感心しきり。
リズム隊がとくに素晴らしかった。
そして言わずもがな、新居昭乃の存在感もさすが。
今にも消えそうだけどややハスキーというあの声もイメージ通りで、
最初から最後まで存分に魅せてくれました。
やはり80年代に出てきて、
未だにシンガーソングライターでやっている人というのは、
きちんとした技術があるものなんですね。
ダテに長年メシ食ってないわ!っていう強い自負が自然なものとなった、
本物のプロ・ミュージシャンを見た思いがしました。
まあそんな素晴らしい演奏に下支えされているLIVE、
当然身体は動くわけですが、
それとはまた別に、
自分の意識化で、耳から聴こえる音を純化させるというか、
完全にインナー・スペースにもっていくような動きも感じる。
思えば新居昭乃やZABADAKの曲を聴いていると、
たとえその場所が満員電車や雑踏の中であっても、
自分の部屋の中にいるような錯覚を覚えたものでした。
外と内を隔てる緩やかな膜のような感じでしょうか。
外面的には非常にノリながら、
内面は実に落ち着いて自室に居るような親密な気持ちになるという、
なんとも不思議な感覚を覚えました。
そうそう、新居昭乃のキャラクターも音楽に劣らず不思議で、
この人音楽やってなかったらどうなったんだろう・・・
と思えるくらいぶっ飛んでました。
やっぱり才人ってのは多かれ少なかれ、
感覚で生きている部分がないとダメってことなんでしょうね。
ちなみに客層は3:7で女性が多く、
オタク比率はほぼ100%だったと思います。
当然私は、前日よりはなんだか親密な気分でLIVEに臨めましたとさ。
新居昭乃/鉱石ラジオ
こういうノリノリの曲でも印象が決して崩れないんですよね。
音色の選び方がうまいのだと思います。
てかタイトルがいいっすよね。なんだかジュヴナイルを思わせます。
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